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【与太話】コンテストで、これもある意味で洗礼かなと思ったこと

※画像の内容はあくまでイメージです。

遭遇当時は、仰天→がっかり…→でもこれってウケるよな(今現在)と、感情が紆余曲折を経て消化に至り、今となっては良きエピソードとなったことを話します。

 

・最後に出場した大会で

照準を合わせていた大会まで残すところ3週間ほどという時期に、せっかくなので開催日が近い他の大会にも出場してみよう!となって、他県にて開催される大会が丁度良いタイミングであったのでエントリーしました。

 

当初の予定よりも減量期間が2週間ほど伸びて、一泊2日の遠征旅行も伴い費用も少々かかります。体力的にも経済的にも疲弊して、そろそろ限界な頃ではあるんですが、しかし、コンテストに対応するコンディションなんて滅多に作れるもんじゃありません。ここは、日程と場所の都合さえ合うなら幾つでも出場したろうかと、今では考えられないアグレッシブな姿勢だったのです。

 

・ラストステージ

なんだかんだ半年もの期間に及んだ減量もこれで終わりと思っただけで達成感で胸が熱くなりましたが、最後のコンテストは非常にリラックスして臨めました。

 

プレジャッジは難なく通過、午後のファイナルも手応え感じつつ終えられて、表彰台には上がれるかな〜、ひょっとしたらひょっとするかもな〜なんて全てが終わった解放感で浮かれまくっていたら…

 

結果発表。

 

下から順位と名前が呼ばれていき…

 

7位 ◯番…6位 ◯番…

 

そして、やがてわたしの番号と名前もコールされたわけですが

 

それはわたしが予想したよりも、やや早いくらい。

 

落胆したのがモロに顔に出ていたかと思います笑

 

しかし結果は受け入れなければいけません。ライバルたちをバックステージや本番のステージで横目に見て、そこそこイケるんちゃうかと思ったとしても、審査員席から見える景色が全てです。とやかく言ってもしょうがありません。

 

全力でやり切った清々しさの方が勝って、意気揚々とした気分で、帰りの新幹線を甘いお菓子を食べながら過ごしました。

 

・後日

団体の公式サイトにスコアシートが公開されました。予選と決勝で誰が何点つけたのかまで記載しているところもあれば、せいぜい分かるのは順位ごとの合計の点数のみの発表だったりと団体によって対応が分かれるところです。

 

今回どうだったかと言うと、7人いる審査員が1から7番までの数字の表記という点を除いてオープンな内容だったので、まだマシな方です。

 

ちなみにボディビルの採点というのは、参加人数中で何位という付け方をしますので、点数が低いほど順位が高くなります。

 

そして忘れてはならないのが、公平性を期すため合計の点数から最高と最低の順位分の数を引き算するということ。検索してみたら、こちらのサイトで詳しく説明されていたんですが、トップでヒットしたのがJBBFのサイトじゃなかったのがちょっと意外。→http://cyoshida.web.fc2.com/01taikaicontents/saiten.htm

 

これはほとんどのコンテストで採用されている採点方式ですが、スコアシートはおろか、ざっくりと何百点とか、いったい何点満点中の何点なのか不明な合計の点数しか公開してない団体は定かではありません。個人的には、是非スコアシートまるごと公開して欲しいです。

 

予選に関してはピックアップ、つまり決勝に進出させるか否で評価されます。わたしの場合、一名の審査員を除いて予選通過を支持されていました。

 

んで、決勝はどれだけ点差がついちゃったのさ、と知りたいような知りたくないような…でもチェックしていくと

 

審査員①.2位

審査員②.3位…

 

まあ、だいたい妥当な数字が並んでいます。すると…

 

…!

 

ん? てか、えっなに? は? はあ?

 

14…

 

この審査員だけ、なんなんだこの点数は…!

 

そうです。もうお分かりでしょう。予選で唯一ピックアップしなかった審査員ですよ…

 

この人だけ、わたしの強烈なアンチとしか思えません笑

 

評価が割れて点数のバラつきが目立つこともありますが、1人の審査員がこれほどかけ離れた点数をつけるケースはレアなんじゃないかと思います。

 

この審査員には独自の審査基準でもあるのかもしれないと推測して他のカテゴリーの採点内容も確認してみたら

 

はい、わたしがダントツでした。

 

こいつは完全にクセ者です。いったいわたしの何が気に食わなかったんでしょう。冗談抜きで顔ぐらいしか思いつきません。

 

まあ、一番大きい点数なので引き算されてますから、結果的には影響小さいです。と言いつつ、目くそ鼻くそ細かいこと言っちゃってすいません。だって本当にこの審査員だけが見抜いた欠点があってのことかもしれませんものね(棒)

 

図らずも生き霊を10体ほど飛ばしてしまったかもしれません。お許しください。

 

常識的に、この手の話を当事者自らがすると、こいつ潔くねぇな、見苦しい野郎だぁ!喝だぁっ!って思われますよね。

 

でも、SNS(やってませんけど)で、これが今の実力です! また頑張ります!的な殊勝なコメント残して、皆さん応援ありがとうございました!(誰からも応援されてませんけど)って締めくくって終わるには勿体ない…というより、ツッコミどころとして看過できません笑

 

以上、わたしのコンテスト出場経験を通じて人に話すとしたら筆頭に上げるエピソードでした。