ちょっとやってみたくて、数年も前に買った円馬。コツコツ練習を続けた結果…
・体操は全然やったことないけど
何を隠そう高校時代はウィンドミルしかできない一点突破型のパワームーバー。なので円馬での旋回ならば、パワームーブよろしく曲がりなりにも遠心力を感じられる動きが手軽にできるんじゃないかと思って軽はずみに新品の円馬を買ったものの…
全然できねえ。
(いやいや、もうちょっと練習すりゃあ…)
いや、一周もできない。
(想定はしてたしてた。根気ですよ根気。)
うーん、手も足も出ない。
(粘れ粘れ、一朝一夕じゃ無理なのは分かってただろう)
…よし、ちょっと返品してくる。
という葛藤が、実際に私の中で起きました。
・とりあえず返品は思いとどまり何はともあれ
まずは手を付いて体重をかけることに慣れることから始めて、四分の一周それから半周というふうに段階的にプロセスを踏んで形は歪ながらも回れようになりました。それも腰も膝も爪先も伸びておらず体を円馬に擦らせながらで、旋回といったらかなり強引な有様ですが。
・2、3ヶ月して体に異変が
とうとうガラスの手首が悲鳴を上げました。写真の通り円馬の表面は緩やかに山状になっているのでフラットな地面でやるよりは手首の関節に負担はかからないのですが、限界だったみたいです。完成度の低いトーマスができた10代の頃よりも10kg以上体重増えてるんでね…そういや、昔からおれって手首痛がってたよなあと痛みと共に遠い昔の記憶が甦ってきました。ああ、痛みが懐かしい。
・それ以降は、復活…そして再びブランク突入の繰り返し
徐々に安定してきて、体重移動の先取りが出来るようになってくると手首の調子はいくらか上向きに。それでも疲労が蓄積して痛みの限界点まで到達するとダメなのでまだまだ。
▼今現在の成果
もっと遠くに足先が振れていて大きな円を描けている手応えを感じることもあるのですが、これが今のベストです。爪先が緩んでるのもそうなんですけど、もっと体の締めを意識して練習することですかね。体重移動の先取りが上達して旋回の質が上がれば、手首の痛みもずっと改善されるはずなので。
当然、ボディメイク的にどこに効くから良いという動きではないのですが、単純に段々上手く出来るようになっていくのが楽しいです。これからはトレーニングの比重をやってみたい動きの練習の方に置いてやっていこうと思います。
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