腹筋にまつわるフィジーカーのトレーニング事情について
・ふぇぇ…腹筋鍛え過ぎるとウエストが太くなっちゃうよぉ的な噂が及ぼす弊害
まあ、そんなことあるかよって思うんですが、業界某人がブログで「コンテストの参加者が増えて盛り上がってるのは喜ばしい事だけど、腹筋が見劣りする人が目立つ」と嘆かれてるのを目にしましてね。
短絡的な推測なんですが、もしかしたら腹筋の、又は腹圧が高まるようなトレーニングをし過ぎるとウエストが太くなるという噂が一部で広まったおかげで、腹筋のトレーニングが手薄になって弱点部位となってしまった人が増えたのかなーなんて。
は? そもそも腹筋トレーニングしたらウエストが太くなるなんて、どこの誰が言ってるんだ? 聞いたことないぞって、この話題にまったくピンと来てない場合はこのまま流して頂いて結構です。
トレーニングの目的は筋肥大なので腹筋もご多分に漏れず、腹直筋や腹斜筋も立体感を際立たせるということはすなわち厚みを増すということです。それがつまりはウエストが太くなったんでね…?ということなんでしょう。
腹筋周りが素晴らしい選手を、ウエストが太く見えるからフィジークっぽくないとか外野からのコメントを目にすることがありますが、個人的には代名詞となるような目立って強い部位があった方が憧れます。その部位だけアップで映して、誰でしょう?って聞いて回っても十中八九言い当てられてしまうくらい個性的な方がインパクトがあって逆に良いんじゃないかと思うんですが。
というか普通に考えてウエストの太さが目立つほど腹直筋と腹斜筋をトレーニングする方が大変に決まってるんですがね。まず腹筋だけのトレーニンング日を設けたとしても、そんな影響を来すか微妙なんじゃないでしょうか。
まあ、フィジークなんて肩幅の広さとウエストの細さの骨格ゲーやん…などと言われているくらいですので、プロポーションを気にするのは理解できます。
しかし結局、弱点部位として評価されては本末転倒です。ウエストのサイズをキープしつつ中途半端なトレーニングによって人並みに仕上がった腹筋よりも、凸凹浮き上がった腹直筋とキレッキレに走った腹斜筋を備えた密度の高い胴部の方がカッコいいですから。今後も理想の逆三角形を目指して肩と広背筋のトレーニングは鋭意継続するとして、これからはもっと腹筋のトレーニングもやろうず。
とは言っても、私も他人のこと言えた口というか体でもないのでね。頑張りますとも。
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